日本共産党 
セクハラを許さない医療生協さいたま組合員有志後援会

後援会ニュース

第1号

第2号

第3号

医療生協の組合員が新日本婦人の会・会長に以下の公開質問をしました。回答はありませんでした。

2024年5月24日

新日本婦人の会埼玉県本部 会長 高田美恵子 殿

平澤民紀

  日々のジェンダー平等と「女性にたいするあらゆる形態の暴力を撤廃する:日本共産党綱領9」課題への取り組みに敬意を表します。 

(1)言うまでも無く性暴力は根絶せねばならない重大問題です。そして不幸にして起きてしまった性被害については、泣き寝入りをさせない事が大切です。勇気を持って声を上げた性被害者を孤立させてはならない事は言うまでもありません。

性被害者の傷は癒える事はありません。しかし性暴力問題の解決は最低でも、加害者に罪を認めさせ心からの謝罪をさせる事、再発防止を徹底する事が欠かせません。またそのためには組織内性暴力であれば第三者による実態調査は欠かすことが出来ません。 

(2)ご存じの通り医療生協さいたま(以後医療生協)の前専務である齋藤氏は、その地位と権力を悪用し職場内で不同意性交などの性暴力を重ねました。そして日本共産党埼玉県委員会(以後県委員会)から除名処分を受けました。しかし、未だ被害女性らへの謝罪は無く、職場の再発防止策も全く手つかずのままとなっています。幹部職員の性暴力を抑止できなかった職員の振り返りもできないままとなっています。

   それは県委員会が、声を上げた被害女性に対し自身の性被害と再発防止を訴える事を禁じる箝口令(別紙①)を出しているからです。これが重大なセカンドレイプである事は、新婦人会員の皆さんには疑う余地は無いはずです。

   医療生協の新婦人も県委員会からの箝口令に縛られ、新婦人の使命である性被害者に寄り添い再発防止をすすめる事が出来ずにいます。 

(3)新婦人は、新婦人しんぶん2024年3月9日号(別紙②)で会員に「性暴力をなくすために何ができるだろう?」と問いかけ、「アクティブバイスタンダーになろう」と呼びかけています。

とりわけ職場内で権力者によって引き起こされた性暴力に対しては、新婦人のこの呼びかけが大変有効であり医療生協でも行動化が求められています。 

 以下、質問いたします。 

1.(2)に記載した事実、すなわち齋藤氏が性加害により除名処分を受けたとの認識、および医療生協内の新婦人会員が職場内性暴力の再発防止運動に取り組めずにいる、との認識に齟齬が無いか会長もしくは貴会のお考えをお答え下さい。

  ご存じ無かったのであれば、柴岡県委員長にご確認の上でお答え下さい。 

2.(1)に記載した性暴力問題の最低限の解決とは、加害者からの謝罪、再発防止策の徹底、そのための第三者による実態調査を指すとの認識について会長もしくは貴会のお考えをお答え下さい。 

3.アクティブバイスタンダーの呼びかけと行動化は、医療生協内の新婦人会員にこそ求められいるとの認識について、会長もしくは貴会のお考えをお答え下さい。 

お答えは、6月17日までにお願いいたします。

期日までに誠意あるお答えのいただけない場合、この文書は公開質問状に変えさせていただきます。あらかじめご了承下さい。 

2020年に高田元会長に支援をお願いした際のレジュメを添えます。参考とするようお願いいたします。誤字(幹事→監事)は当時のままとしました。【レジュメは割愛】 

以上